推しと私と認知
こんにちは。どうも、ただのおたくです。
前回記事が多くの方に見ていただけたようで…ありがとうございます。駄文かつ支離滅裂の私の感情吐き出し箱なのにすみません。
先日、推し(A,B)のリリイベでした!
わーーーーい!!推し!おめでとう!!!!!!!早く手元に届いてほしい!!!早く形として受け取りたい!!!
今回は前よりいいところまで上り詰めてほしいな。おたくだって頑張ります。
推しのリリイベは、その場でCD1枚予約するごとに接触(握手/ハイタッチ)+ちょっとお話ができる、という特典会があることがほとんどです。チェキとかはないです。話せても流れ作業です。それでも歌聞けてトーク聞けて接触できるとか、実質タダ!!
先日のリリイベは昨今の環境を鑑みて、特典会は全員マスク着用でした。「マスクを着けていない方は特典会に参加できません」とのアナウンス付き。仕方のないことです。推しにも元気でリリイベ続けて欲しいですし、「私たちと触れ合った」ことで風邪でも引いて活動に支障をきたしてはいけませんからね。
それでも推しにはかわいい/きれいなところを見てもらいたい…!おたく達はアイメイクに力を注ぎました。それはもう注ぎまくりました。どれだけかわいく仕上げようと、推しは私たちの目しか見えないのです。どれだけベースを頑張ろうとマスクで崩れるし、シェーディングしようがハイライトしようがリップで雰囲気変えようが見えません。勝負はアイメイクのみ。
今回はアイメイクを頑張った私と推しからの認知について書きます。
推し(A,B)と私の出会い
推しが出た舞台の終演後、撮影会の特典会があったんですね。
友人に誘われて行った舞台で、久々の3次元のイケメンを見た私は緊張しまくりでした(当時は2次元にどっぷり)。顔の良い男を目の前にすると本当にカオナシになるんですね。母音しか出ませんでした。
こんなカオナシにも営業をかけてくれたA…もちろん沼へドボンです。推しBもだいすきです。でも営業が上手かったAをね…推しちゃうんですよね…。最初のインパクトが凄すぎました。
営業されてハマりましたが、今では彼らのいいところをたくさん知っています。これからもすきなところを増やしたいですし、彼らの行く末をずっと見守り続けたいと思っています。
推しは多分「私」のことは知っている
AもBも、おそらく私のことは知っています。
舞台は行ける限り行き、リリイベにも行き、特典会があれば必ず参加しました。手紙もその都度書き、時にはプレゼントをぶち込み、SNSにはコメントを残し…。飽きやすい私がここまでしていることに、自分でも驚いています。(前の推しには何回公演に行っても1~2通しか書かなかった)
舞台の特典会やリリイベで顔を合わせる機会は割とありましたし、推し達はおたくの顔を覚えるのが得意なようで、面と向かうと必ずいい反応をくれます。「初めまして」の雰囲気は一度だけで、あとは「また来てくれたんだね」という感じ。「またカオナシ来てるな」と思ったに違いないのですが…(接触の1回目は必ずカオナシになります)(ループ前提です)。
FCイベでは久しぶり(といっても半年ほど)に顔を合わせてお話できたのですが、向こうから「久しぶり」と言ってくれました。とても嬉しかったです。こんな矮小なおたくを覚えててくれたのか…何か買ってあげような!(プレ厨です。この話はまた今度)
認知のレベル 顔と声と名前と、あと何?
顔は覚えてくれたんでしょうね。先日のリリイベでもアイメイクだけが勝負でしたが、「あ!!」と言ってくれました。マスク着用で顔全体が見えないのに、気合入れすぎたアイメイクしか見えないのに、「あ!!」。
「あ!」って。「あ!」って!
初めましてのときには「あ!」なんて言われなかったな、と思い返しました。私が来たということを認識してくれたのでしょうか。
ただ、この反応を「認知」と捉えるにはいささか甘いのです。やはり。
前述の「久しぶり」もそうです。「認知貰えている話」として扱うにはあまりにも甘すぎる。認知レベルで言えば0.000000001。
え…もう…どうなったら認知…???そもそも認知はどういう状態…????
「私」=「この顔」=「この名前」までいけば個体として認識してもらえるのでしょうか。
Aには名乗ったことがあります。でも確認はしていません。「私のこと(名前)覚えてる?」なんて聞けません。厚かましい!の前に、とにかく恥ずかしい!!!!よく名乗ったな自分。
カオナシ接触、とくに面白い話もできず、語彙力のない手紙を書き凡庸な褒めしかできず、気の利いた一言も言えないのですから、推しの印象になんて何も残っちゃいません。おそらく「そこそこ顔みるやつ」、「この名前で手紙くれるやつ」で分断されているはずです。一致していない。
一致させたいな~~~名乗るか~~~~。
認知については推しを追う際に常にまとう悩みです。何かいいアドバイスがあれば教えてください。
認知厨ではない、けれど
「認知が欲しいのか?」と問われれば、食い気味で「はい」と答えます。推しには私が推していることを知ってほしいです。自己満足で推しているのに、推しの活動以外のところで見返りを求めるなんて厚かましい…と思いますが、通って覚えてもらってないよりは、覚えてもらうほうが嬉しいです。クズですから。
数多のおたくに紛れ込みたくないという、謎の闘争心があります。じゃあ金を積め!!!はい。
お金を積みたい推しにほど認知欲は出てきてしまいます。見返り…求めとるやないかい!!!!!!クズが!!くそ!!
でも本音です。
認知がゴールとは思っていません。スタートとも思いません。
認知を貰うために通っているわけでもありません。そこは単に「今日の推しは今日しか見れない」精神で通っているだけです。
「認知貰えたから次!」なんてことにもなりません。認知の概念がまだまとまっていませんし、認知の形態がわかっていないので。
応援させてもらっている立場のくせして出しゃばってごめん、推し。
もっと近くで応援したい私のわがままを押し付けてごめん、推し。
認知云々抜きにしても、推しのことはすきです。応援し続けたいです応援させてほしいです。
今日も今日とて推し達に思いを馳せつつ、積める金を捻出中です。
食費を抑えろ推しに積め!(某太郎)
誰のために着飾るのか
こんにちは。どうも、ただのおたくです。
推しの舞台・イベントに行くとき、ずぼらな格好で行くおたくはさすがにいないですよね???身なり整えていきますよね???
私は精一杯着飾っていくタイプです。たとえ推しの視界に入らないとしても着飾ります。
ただ最近、誰のために・何のために身なりを整えているかわからなくなってきました。考えと気持ちの整理のために書き連ねます。
そもそも「着飾る」とは
大辞林によると、「美しい服装をすること」と書いてありました。
美しい衣服かどうかは別として、くたっとしていない、そこそこ新品のお気に入りの服を着ていきます。靴もそうですね…そろそろ剥げてきたから新しいの買わなきゃな…。
バッグは服装に合わせて変えます。小物も服に合わせて変えます。髪型もメイクもそう。
どんな服を着ているか
「俳優おたく」になってから約10年経ちますが、現場に通うようになったのは7年前からです。昔は「推しの好きそうな服を着る」ことばかり考えていました。当時の推しがどんな服装を好きだったのかはわからずじまいなんですが笑(とっくに降りているので笑えるネタ)。
今は自分の好きな服装で現場に行くようにしています。
推しがすきな系統の服が私に似合うとも限らないですし、その服着たからって推しにすきになってもらえるわけでもないですし(「おっ」と好反応がくるかもしれんが…知らん)。
それなら自分のすきな服を着て、「今日の私がいちばん素敵!」とポジティブに考えて幸せに現場に行った方が楽しいな!と思えたのでそうしています。
服に合わせた化粧・顔に合う化粧
腕はともかくとして、メイクするのがすきです。目や唇に好きな色を塗りまくります!
昔は「けばくならないように」「ナチュラルに」「変にならないように…」と考えており、写真を見返せば、まぁーーーブス。足し算も引き算もない、ただの土偶でした。土偶の方がかわいいな。
今では自分の顔の系統も似合う色もわかるようになってきたので、その日の服装かつ自分の雰囲気に合うメイクをするように心がけています。「今日の私、いつもよりかわいい!きれい!」とテンションを上げることが最優先なので、けばくなろうが知ったこっちゃないのです。ブス具合も以前よりだいぶましになったはず…。
メイクしたては「今日めちゃ良い感じ!」となるのに、時間がたって鏡を見たときの「え…お前これでかわいいと思ったん…?」は毎日あります。何?この現象。朝の状態をキープしてくれよ私の顔面。
手の爪は何もしません。爪の形が気に入らないのと、爪を長くすることが嫌なのと、仕事上爪にはマニキュア塗れないので放置です。ささくれができないようにケアするだけ…(ささくれあるなぁ)。
髪型の話
たまにヘアメをしていきます。久しぶりの接触のときとか、ライブのときとか。ライブは割と暴れられる現場なのでヘアメしても崩れるんですが、ただの自己満足です。ちょっとでもかわいい姿で推しの前に立ちたいためです。
普段気を付けているのは、「髪がパサパサにならないこと」です。トリートメント塗りたくり、艶が出るように頑張っています。パーマかけたからより一層の努力が必要なんですがね!!でもストレートのときよりだいぶ扱いやすくなりましたし、巻かなくていいので時短にもなります。パーマお気に入り。
ストレートはストレートなりのセットが必要でした。さすがに寝ぐせついた謎のハネがある状態では推しに会いにいかない……。
暗いカラーなのでプリンは気付かれにくいです。プリンになってる方がどうしても気になってしまう…染め直しなよ!と声かけたくなります(迷惑)。プリンの髪ほどみっともないものはないと思っているので、私はそうなるまい!と決意しています。
着飾るのは誰のため?
「推しのためにかわいく/きれいになろう!」とは常々思っています。服やら顔やらの前に、まず痩せろって話なんですけども。
振り返ると、今の推し達の現場に「推しにかわいい/きれいと思ってもらいたいな」という気持ちで行ったことは最近では全くありませんでした。「自分のテンションを上げるため」が4割くらいです。
後の6割ですが、「別の俳優のおたくから〇〇のファンは汚い、醜いと思われないようにする」3割、「他の同担に見下されたくない」3割です。
前者は推しの評判をファンが下げないためですね。例えば私を見たとして、「あぁ、あの人のおたくってろくなやつがいないんだな、○○かわいそう」と推しを憐れんでほしくないからです。
後者はそのまんまですね。「もうちょっとちゃんとしなよ」と思われないために、私ができる最上級で現場に行きます。私がちゃんとしてたら他の同担のことバカにできるでしょ、のスタンス(軽い同担拒否なので)。
結局のところ、ほとんど自分のためなんですよね。私が幸せな状態で推しを見たい!推しと接触したい!
ここまで読み返しましたが、私、とても醜いな!?心が汚い!!
推しには心の汚さをひた隠して会いに行きます。
心も着飾ってくれ、私。